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『侠客列伝』
kyoukaku.jpg  『侠客列伝』はスター総出演の映画で豪華には違いないのだが、高倉健や若山富三郎や大木実や 鶴田浩司や藤純子などの各劇中人物の個別のエピソードが連なりあって、マキノ監督は交通整理に 忙殺されているような感がする。ひとつの映画としてベクトルがどこに向かっているのかが 今ひとつピンと来ず、全体が分散した印象。これもスター映画の宿命か。
 迫害を受けるカタギの漁民と博徒一家の連帯感を押し出したかったのかな、とも感じる。 ラストに高倉健たちが殴りこみをしたとき、「やった!やった!やりおったで!! 木戸一家が殴りこみよった!」とまるで、お祭りでも始まったかのうように、 嬉々とする漁民たちの表情が忘れ難い。お祭り騒ぎになるとマキノ映画は本当に盛り上がる。 う~ん、でも、藤純子にまつわる色恋話が全体のストーリに効いていないかな、とも感じる。
 藤純子に片思いしている長門弘之と暗い宿命を背負った鶴田浩司との二項対立で映画を 引っ張っていったらどうだったろう、とも個人的には思われる。 長門弘之は前半は頑張っていたのに、旅に出て以降は出てこないしね。 それと高倉健がラストの殴りこみ以外に、ほとんど何もしないのが納得いかぬ。

テーマ:マキノ雅弘 - ジャンル:映画

【2008/02/13 23:31 】 | 日本映画 | page top↑
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