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『ノルウェイの森』 トラン・アン・ユン監督
とっても面白かったんですけど。noruway.jpg
『ノルウェイの森』を観ました。観る前に、色々な御方から本作への不評を聞いていたので、鑑賞前からハードルが下がりまくった状態でした。しかし、いやぁかなり面白かったですよ。私は満足しました。トラン・アン・ユン監督の映画を観るのは今回が初めてですし、そもそも、私は村上春樹を呼んだことがないので、検討はずれのことを言っているかもしれませんが。
 松山ケンイチと菊池凛子の実年齢よりも5歳ほど年下に若作りした姿と、体温を感じさせない冷たい口調の棒読みセリフが、映画に不思議な磁場を呼び込んでいるように思えた。最初、なんだこれは?と当惑しながら観ていたのですが・・・面白く思えてきたのでした。
『ノルウェイの森』での、役者をまるで人造人間のごとき扱いは何なんだろう。
 役者さんに自由に演じてもらうことで個性を引き出すのではなく、口調や表情をある種の”型”にはめてしまうことによって、却って役者の個性が際立っているように思います。こんなやりかたを徹底して、とことんやて突き抜けると、人間の凄みが伝わってくる場合が稀にあるように思えます。ひょっとしたら『UNLOVED』(万田邦敏)や『夜光』(桝井孝則)でもこのような現象は起こっている・・・のでしょうか。ちょっと違うかもしれないけど、小津安二郎やストローブユイレもそんなところがあるかしら。

 映画全体で電話が重要な役割を果たしているように思えます。松山ケンイチが電話で喋るうちに、相手との距離感を喪失してゆくような感じがして、ラストに「僕はどこに居るんだろう?」ということになるのでしょうか。

それと、菊池凛子のチック症のようなキョロキョロとした眼球の動きが気になって仕方なかったです。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2011/01/18 22:59 】 | 日本映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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