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『MI:Ⅲ』
MI:Ⅲ イラク戦争への暗喩があると聞いていた。確かにトム・クルーズのチームはスパイ集団とは言いがたく、国家のために動く傭兵部隊に近いものがある。悪の一味が大量化学兵器を中東国に売り渡し、どうやらそれを口実に米国が侵攻せんとするという水面下の陰謀を、トム・クルーズ達が阻止するという筋書きなのだが、そのやりとりはセリフで簡単に片付けられるので、大した驚きはない。
 がしかし、こんにちの中東の対テロ戦争を示唆づけるのは場面は、むしろド迫力の戦闘シーンに含まれている。橋の上での戦闘ヘリや飛行機による一挙集中の攻撃は悪夢だった。戦闘に巻き込まれた市民がどばどばと撃たれて死ぬ。
 見慣れた生活の風景が突如に戦場に変わるらしい、ということは最近テレビのニュースでよく見慣れているので、怖い。日本に住んでいてつくづく良かったと思う。水と安全はただで手に入る。

 どうも後半がよくわからん。イラクでもアフガニスタンでもなく、どうして中国の上海に皆が集まらにゃならんのかが、よくわからない。安易なオリエンタリズムに依っているように思える。
 その上、戦闘シーンがあれほど空間的な広がりをもって描かれていたのに、最後の決着の場面では上海のどこかの建物の内部で淡々と行われてしまう。射撃に関しては素人のトム・クルーズの妻が、あっさりと敵を撃ち倒すのにも納得がいかん。

 頭に爆弾を埋め込まれるのは、トム・クルーズではなく彼の妻の方だとしたら、どうだったろう。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2006/08/16 00:07 】 | アメリカ映画 | コメント(0) | トラックバック(1) | page top↑
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M:I:?
映画脳  『M:I:?』は各所の評価がすこぶる良く、絶賛の嵐が飛び交っているので、作品の出来栄えについては、それらの賛辞に値する傑作である、と一言添えておくだけに留める。  ところで、「ミッション・インポッシブル」シリーズとは何か?ということを振り返った 秋日和のカロリー軒【2006/08/24 00:02】
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