スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:-- 】 | スポンサー広告 | page top↑
『アナボウ』 常本琢招監督
大工原正樹監督特集上映にて鑑賞。
”あなぼう”と入力して変換キーを押したら、”穴棒”と出てきました。うむ、まぁ普通そうなるだろうど、この字の通りの『アナボウ』です。
 ジャンル別けするならば、『アナボウ』はセックスコメディに位置づけられるのかもしれません。確かに母おっ屋が股間を観客に向けたり、高校生がエッチな部活の練習に励んだりするのですが、不思議とエロい感じは薄く思えました。

 今回の”アナボウ”は全体の物語の導入部という位置づけであり、今後も話が発展してゆくのでしょう。次回作を観たいという欲望が書き立てられます。上映後、観客や監督の間で異様な盛り上がりを見せていたようです。

競技としての”アナボウ”の実態は、どんなものなのか、
甲子園の全国大会にはどのような他校の強豪高が出場してくるのか、
団体戦なのか個人戦なのか、
戦いが拮抗している判定決着はあるのか、それとも延長戦が用意されているのか、
・・・などなど興味は付きません。

際どい競技のバリエーションや、今後の展開を考えるだけでも楽しくて、時間が尽きないのですが、・・・『アナボウ』の内容に触れます。

 村川透チックな演出が随所に見受けられました(常本琢招監督もお好きだそうです)。村川透の映画では、ありふれた街中の場所が、映画的な空間に変貌してゆきます。横断歩道、駐輪場、歩道橋、ビルの屋上、エスカレータ・・・などなどの、日常的な生活の風景が、突然、映画の場所になります。
 『黒い下着の女教師』でも歩道橋の上で女教師が詰め寄られる場面が印象的でした。あの映画ではプールサイドの美しさも凄かったですね。

 『アナボウ』では二人の女子高生と一人の男子学生が出てきます。高校生だというのに、教室の場面は一切出来ません(学校が出てきたとしても、グランドや門の入口だけです)。
 カットが変わって、細長い塔状の建物が画面いっぱいに現れます。この塔がアナボウの”ボウ”のことを指しているかどうかは分かりません。そのままカメラがちょっと乱暴にパンすると、二人の女子高生が道を歩いている姿が捉えられます。彼女達が街中をぶらぶらと歩き周ることにより、映画が展開してゆきます。

 男子学生が好きな女子高生を追いかける場面では、彼の背後を手持ちカメラでぐいぐい追いかけていって、狭い入り組んだ路地を駆け抜けてゆきます。まるで『もっとも危険な遊戯』のラストでの松田優作の疾走場面を観ているかのようでした。

”アナボウ”は恐らく室内競技であると思われます。室内で、競技にふける男女の姿をどのように描くのか、興味がつきません。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2010/07/21 21:54 】 | 自主映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
<<『アナボウ』の競技性を考える | ホーム | 『姉ちゃん、ホトホトさまの蠱を使う』>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。