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第3回 ~桃まつり present うそ~ を振り返って その2
 とまぁ、昨日まで、桃まつりの感想を断片的に書いてきました。
 追加で、今回、色々と個人的に感じたことを述べます。

 1回目の桃まつりも観てますが、あのときと比べると撮影と音声の技術はかなり向上しています。(昨年の2回目は何も観なかった)。近年の自主映画全体にも言えることですが、技術レベルは年々、向上しているように思います。撮影機材の進歩なのでしょうか。

 作品の出来・不出来はともかく1回目の桃まつりは、個人的・内面的な映画が多く思われ、観ているこちらは非常に疲れてくる映画が並んでいました。3回目の桃まつりですが、結構な粒ぞろいな作品が揃っていました。どれもこれも安心して観られる、というか。見終わった後、1週間くらいかけて、後からジワジワと効いてくるような感じです。

■”日常”にとらわれ過ぎだろうか?
sirome.jpg 5/29、5/30に上映された、各監督の過去作品の特集上映を観て、のけぞりました。驚きました。特に『レスラージャンヌ』『』『』が突出していたでしょうか。『』や『』も好きです。桃まつり本編よりも、特集上映の方がオモロかったやん・・・、いや何でもない。

 これら特集上映の内容は、桃まつりでの作品に比べて、発想が自由です。
 今年の桃祭りは”うそ”をテーマに掲げながら、”日常”を描くものが多かったように思います。ホラー映画の装いの『Falling』でさえも、派遣社員のOL達の会社の日常生活が土台となって、お話が語られています。吸血鬼になってから、ようや自由を手に入れる、みたいに思えます。

 ライリー警部さんがトークショー後の質問時に「”もも祭り”の劇中人物のキャラクターには、ある種の傾向がある。『グラン・トリノ』に出てくる悪役のように、悪い人は”もも祭り”に出てこない。みんな良い人、可愛い人に見える」、みたいなこと仰っていたように思います。確かに私達の日常に、実際、そんなに悪い人は見当たりません。せいせい亀田兄弟とか朝青竜程度でしょうか。

 どうも、”もも祭り”の監督さんたちは日常を退屈なものと考えておられるのかしら?退屈な日常を面白くするためにはどうするか。『shoelace』『愚か者は誰だ』のように日常に亀裂を生じさせるような発想が生まれるのかしら。日常から離れようとして、山奥の森林に行き着く『迷い家』、ドライブ旅行に出かける『きみをよんでるよ』が出来上がるのかもしれませんね。

 そこで次回のテーマは、日常から遠く離れて、”SF”とか”怪奇”とかぶっ飛んだものにするのも、面白いかな、などと考えてしまいました。

■トークショー後の質問コーナーでは何を質問すれば良いのかしら?
 映画の上映がひとしきり終わって、トークショーが始まる。そのトークショーが終わると、観客からの質問コーナーに移行する。「何か客席の皆さんから、ご質問はありませんでしょうか」、と司会者が客席に発言を向けようとする。だけど、すぐには誰も手を挙げない。しばしの沈黙が場内を包む。
 参ったなぁ・・・、この沈黙にどうも耐えられん。
 この機会を逃すものか、私は手を挙げて色々と聞いていまう。遠路はるばるいらっしゃったのだから、質問のひとつでもしてあげましょうよ。と、その反面、聞きたいことがあったら、後の打ち上げの席で尋ねれば良いじゃん、とも思う(いや、何でもない)。

 いや、そうじゃない。”観客からの質問コーナー”というものは、大勢の観客を前にして、自主映画作家が自分の考え方や見識を表明する場なのでありましょう。選挙に出た候補者が、エベレスト、じゃなかった”マニフェスト”を宣言するようなものであります。で、そのマニュフェストを引き出すような質問の仕方を、観客もしなければならないという。結構難しいですね(^_^;;)

 色々と書いてきましたが、今年の”もも祭り”は面白かったです。ありがとうございました。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2010/06/04 23:47 】 | 自主映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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