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『バリエラ』 イエジー・スコリモフスキ監督60年代傑作選
Barrier.jpg 『バリエラ』をメリンダさん(パラパラ映画手帖)達と鑑賞。映画を観て驚く。冒頭から驚く。
 こんなあほみたいに面白い映画が東欧にあったとは知らなかった。
 何なのだろう、このハチャメチャぶりは。ここまでやりたい放題ができるのか。
 『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』にも比肩すべき、ぶっ飛び映画であった。う~ん、上手く言えないのですが、ゴダールと岡本喜八(『あぁ爆弾』や『殺人狂時代』とか)を足したような映画と言えばよろしいでしょうか。

 映画の質が、リアリズムからフィクションに、一気に振りきられた感じである。
 『身分証明書』や『不戦勝』では、カメラが屋外に飛び出して、ポーランドの生々しい街並みが描かれていた。がしかし『バリエラ』は、冒頭から白バックの部屋の中において、映画が始まる。役者がカメラに面と向かってしゃべる。なんだかゴダールの『中国女』的な感じだ。
 その後も、夥しい数のローソクが立てられた場所、だたっぴろいパーティ会場など、非常に抽象的な空間において映画が進行する。ローソクた点った夜の道路で、男女が煙草を吸いながら向き合う。その背後を車のヘッドライトが、サーっと、現れては消えてゆくところなど、実に美しい場面でした。

よく怪我人が出なくて済んだものだ
 スタントマンでもない生身の役者に相当危ないことをやらしていますね。ヤン・ノヴィツキがジェットコースターからぴょーんと飛んで斜面を転がり落ちる(さすがにこの場面は人形を使っているのでしょう)。
 『不戦勝』で、電車を追いかけるバイクが車をよけながら走る場面はホントに危なっかしかった。『バリエラ』でも冒頭から、手を縛られた状態で、机の上から床に向かって頭から役者が落ちる。女が線路を歩いていて、身をかがめたら真上を電車が通過する。あとヤン・ノヴィツキが命綱なしに壁を登ったりします。バスター・キートンじゃないんだから、観ていて冷や冷やします。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2010/07/10 23:26 】 | ヨーロッパ映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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