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『ローラーガールズ・ダイアリー』 2回目
roller3 7月4日(日)、どうしても我慢できなくて、昨日に引き続き『ローラーガールズ・ダイアリー』を観にOSミント神戸に駆け付けてしまう。
 朝9時30分からの一回限りの上映に集まった観客は5人であった。偉いぞぅ、僕以外の4人のお客さん。
 この映画の重要なポイントは映画の最初の10分以内に全て出揃っていて、やはり青春映画の王道パターンともいえます。最後らへんの、が家出して、また戻ってきて母親と向き合う展開は、ちょっとありきたりな感じも受けたかな。でも王道パターンだから良いではないですか。

 昨日は冷静さを欠いていたので、2回目には色々なものが見えてきました。全編通して、気になることは・・・

・カット数が多い。性急なテンポでカットが割られ、映画の語りの速度もかなり速い。
・場面転換時に音のズリ上げを多用している。
・全ての場面で音楽が鳴っている。ミュージックビデオを観ているかのようだ。
・家に幼年期の写真が多数飾ってある。エレン・ペイジは愛情過多に育てられたのかもね。・・・

 基本的に、私は長回しのスタイル(イン・リャン、ジャ・ジャンクー、黒沢清、アンゲロプロス、etc)の映画を好む傾向にあります。カット割りの多い映画はちょっと苦手かも、という性分です。
 ところが『ローラーガールズ・ダイアリー』に限っては、カット数が多いことに対して、観ていて気持よく感じられました。スケートの疾走とともに、映画全体が走っている感じがするので、この速度が丁度良いのかもしれません。

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 『ローラーガールズ・ダイアリー』は『カリフォルニア・ドールズ』にも比肩すべき映画だ、とか言って持ち上げようと思っていましたが・・・、やっぱ違うか。映画全体に、ペッキンパーの香りが漂っているように思えてなりません。当方の思い過ごしかもしれませんが。
 ローラガールズの女達がソースやらクリームなどの食べ物をぶつけ合ってじゃれあう場面などは、『戦争のはらわた』で、将校達が野菜をぶつけあってじゃれあう場面に重なって見えてしまうのです。さらにラストクレジットの前にNG集みたいな場面があって、主要な劇中人物の横顔が連なります。『ワイルドバンチ』のラストクレジットの前に、懐かしむような感じでウィリアム・ホールデンやアーネスト・ボーグナインが出てくるのと、似たような手触りを感じました。
roller4 敵役のジュリエット・ルイス率いる”ホーリー・ローラーズ”の衣装が星条旗を思わせるデザインなのに対し、エレン・ペイジの方のチームの”スカウツ”は緑色を基調にした地味な衣装です。ジュリエット・ルイスの衣装の方が映画のヒロインが着るのに相応しいデザインのように思えます。”スカウツ”の衣装は濃い緑色した、より戦闘的なデザインであり、アーミースタイルの軍服、といった趣です。
 ヘルメットを被る彼女達の姿が、兵士の姿を連想させます。『戦争のはらわた』において、戦いを共にする兵士達が、そのまま『ローラーガールズ・ダイアリー』で女性に置き換わっているような感じを受ける。”スカウツ”の面々は、チームメイトというよりは、戦友として互いを認め合っている感じです。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2010/07/04 15:41 】 | アメリカ映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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