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『宇宙戦争』 S・スピルバーグ
war 『宇宙戦争』はトム・クルーズとダコタ・ファニングの”地獄巡り”なのだ。世界が滅びる傍らで、この親子は人間の持つ嫌~な面を見なければならないという(特に群集シーン)。親子はどんなに危険な目に逢っても死にません。人は地獄に落ちたら死ぬことはない。その代わり生きながら嫌~な体験をしなければならないのだ。
●ダコタ先生叫ぶ!
 ダコタ・ファニングの恐がりっぷりが最強。彼女が恐怖をあおる、あおる。トム・クルーズを食っている。その上「あれはテロなの?」と重要なセリフを言ったりもする。あんなに金切り声を上げて、喉をつぶさなかったのかしらね。

●終わりの世界
 スピルバーグは『宇宙戦争』敢えて物語を語らない。起こった事件を次々と提示してゆく。
 『宇宙戦争』は被害者の映画である。トム・クルーズが街中を命からがら逃げて全身が粉塵まみれになる場面、宇宙人の犠牲となった人の衣服が空からヒラヒラ舞い落ちてくる場面、道路に大勢の人が集まってきてそこで大事件が起こる場面など、そこかしこに9.11の暗示が見て取れる。
 『セプテンバー11』をヨーロッパとアジア勢が、ドキュメンタリックなやり方で(今村昌平のパートは除く)作ったならば、ハリウッドが最新の技術をかけて作るとこうなるのだ。

●滅びない世界
 あっけなく宇宙人が絶滅し、かつお兄ちゃんが生きている。とって付けたようなエンディングが逆に興味深い。ハリウッドでは『吸血鬼ゴケミドロ』や『世界大戦争』のようにはできないのだろうか。この希望的なラストこそ、スピルバーグの絶望の裏返しではないかろうか、と思うのは僕の考えすぎかもしれません。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2006/01/25 11:49 】 | アメリカ映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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