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『9.11-8.15 日本心中』
sinnjuu.jpg  大阪の心斎橋にある裏CO2にてドキュメンタリー特集上映に参加。関東でしか上映されなかった『9.11-8.15 日本心中』を鑑賞。  劇中人物がやりとりする会話の中身は、高度に知的かつ哲学的な内容だったので、僕には6割方理解できなかった(すみません(>_<))。だが映画全体には惹かれるものは感じました。最後に小屋が爆発炎上するのにも、ちょっと驚いたりして。
 平和であることが既に暴力に加担しているのではないか、という椹木野衣さんの言説にウゥっとなりました。
 いずれにせよ勉強不足&知識不足なので、この映画の感想は述べる資格はありません。分厚い読みごたえのあるパンフレットを読んで勉強しまっす。
 美術評論家の針生一郎という男が思想の検証の旅に出るのは良いとして、彼はどうして魚を盗み食いしたり、怪しげな見世物小屋を覗きに言ったり、遊園地にメリーゴーランドを乗りに行ったりするか、今ひとつ良く分からんが、まそれはそれで、彼は案外お茶目な人なのかもしれない、と思っておこう。
 少女が「飯が天です」と言ってビビンバを食べる場面が気になった。食事という人間の根源的な行いに、ひょっとしたら何かのヒントがあるのかも知れない。
 美術家の島倉二千六が”アッツ島の玉砕”の絵を完成し終えたところで彼は食事にありつく。京都の茶店みたいなところで、針生一郎と鶴見俊輔が食事する場面で、鶴見さんの唇に汁が垂れるのも妙に愛らしい。
 重信メイの美しさにも心が惹かれた(彼女だけ食事をする場面が無いが)。カメラも美しい。哲学的な内容のモノローグを喋る重信メイは、まるでゴダールの映画に出てくる女性のようなたたずまいではないか(例えが陳腐ですみません)。
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テーマ:映画 - ジャンル:映画

【2007/02/06 00:11 】 | CO2 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
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